揺らめく日々を生きる

もう一度、世界と触れ直す。

しみくれ「358日」観劇記録。

ご縁がありまして、舞台を見て参りました。 しみくれさんの「358日」 久々に舞台を見る…というよりも本も最近新書ばっかりだったから、創作物に触れること自体が久々でした。物語を見ることの素晴らしさ、そしてそれを生身の人間が演ずることの力強さを再認…

おづまりこさんの新作を読んで。

何にもないことはないのだけど、特に日記を書いていなかったのは充実した疲れた共に、毎日が「ああ、いい日だったな」で終わっていたからかもしれない。 そんなわけで私は今そこそこに幸せなのでした。 通院も回数は減り薬の服用だけを守れば安定している。 …

WAISテストを受けてきた。

WAISテストを受けてきた。 WAISテストとは、いわゆる知能指数をはかるものである。知能を大きく四分野に分けた上で、その分野ごとに成績を出し、最終的なIQを計測する。 もちろん高ければ頭は良いし、極端に低ければ学習障害や知能障害が疑われる。 ただし、…

夏の始まりは魔法に包まれて。

曇りから雨の予報は、今の所外れている。 日照時間があまりにも少ない2019年の梅雨。今日、7月19日は雲間から青空の覗く晴れ模様になっていた。鬱々とした予報は、今のところは大ハズレ。けれど、この後から崩れるのかもしれない。 きっと今日が、今年の夏の…

凪の海から紡ぐことばたちは

文章の重みとはなんだろうか。 文字の密度で決まるのなら、私はいくらでもかさ増しができるだろう。簡潔よりも冗長を取るなら、私にだって簡単に無駄な文を作り出すことが出来る。けれどそれは、重みではない。ただの薄めた、貧乏性のカルピスみたいな、そん…

アプリにスケジューリングをお任せしよう。"Sorted3"

柏谷さん、スケジューリング苦手でしょ。 その言葉にズキッと胸が痛んだ。 図星だった。 上司にスケジューリングが苦手だと指摘されているのはここ最近ずっと。 新しい仕事は自分の裁量で動ける分、スケジューリングが重要になってくる。個々で自由に動ける…

ADHDの私はこんまりメソッドで新生活を歩めるか?

驚くほどに片付けができない。 小学校の時は片付けができず物をよく落とし、柏谷ボックスなるものを作られクラスのみんなから落し物をそこに入れるように教諭から指示をされたこともある。 当時は便利だなあと思ってたけど後から悪意があったのかな、とも思…

アガパンサスの季節に迎えられて。

アガパンサスの美しい時期が今年もやってきた。日本名、紫君子蘭。紫から青の色味を花壇に添える、すらっと涼しげな花である。 名前がどうにもおしゃれなもので、ギリシャ語の愛であるagapeと花を意味するanthosの組み合わせでできた名前なのだとか。 愛の花…

家族写真を撮りましょう。

家族写真を撮りませんか、と母親に相談したのは今日の出勤ルートの間のことだ。 前々から、撮りたいな、とは思っていたのだけれど、めんどうかな、とか思ってしまって、億劫になっていた。 けれど、今回、誕生日にかこつけて、母にその旨を伝えてみてしまっ…

職場に障害をカミングアウト。

職場に障害者であることを伝えました。 コミュニケーションや意思疎通に難しい点があること、同時並行で物事を考えるより一点集中しがちであること。とっさの行動がうまく取れないこと。自閉スペクトラムとADHDの合わせ技は、なかなかに難しい。 退職もして…

「今を生きるための現代詩」を読んで。

「今を生きるための現代詩」 講談社現代新書/渡邊十絲子 何か新書を読みたいと思った時。 インテリジェンスの片鱗に触れ、教養を得たいと思った時に、私はなんとなく講談社現代新書を選んでしまう。 あれはいったい何故だろう。 デザインのシンプルさも好み…

ブログデザインのこだわり。

せっかく作ったのだし、ブログの制作過程を少し書いてみてもいいかもしれない。 タイトルの「揺らめく日々を生きる」は、増田に書いた『「自分が障害者だった~」は釣りでした。みんなありがとう』のラスト部分から頂いた。前回の本文中では、炎天下に揺らめ…

私の書いた増田まとめ。

前の記事に書いたように、私はもともとはてな匿名ダイアリー、通称増田にて時折文を投稿していた。その文のこんがらがり具合をみなさんにお楽しみいただいていたような者である。 今回ブログを開設するにあたって、私の書いた増田をまとめてみた。拙作ではあ…

ブログを開設するにあたって。

ブログを初めてみた。今まで長続きしないのに、今回こそはと思ってしまうのである。 私が何者なのかを語るのであれば、元増田である。 アノニマスの仮面を剥いで、増田という仮想人格から抜け出して。 確固たる私として文を書きたいと思った者である。 そし…